歯科・審美歯科(東京都葛飾区)

東京都葛飾区の歯科 上野歯科医院からトピックス

マイナス1歳からのむし歯予防

受付のやまざきです。

6月4日~6月10日は、歯の衛生週間です♪
平成22年度 歯の衛生週間ポスター
今年の標語は『広げよう 「噛(か)む」から始まる 健康づくり』
よく噛める健康なお口でいるために、定期健診はとっても大切です。

前回は妊娠と歯周病について書きましたが、今回は妊娠中からできる赤ちゃんのむし歯予防についてお話します。

赤ちゃんの歯が気になりだすのは乳歯がはえ始める頃かもしれませんが、実は赤ちゃんの歯の元になる芽は妊娠7週目頃からできるのです。
すごいですよね!

妊娠10週目頃になるとすべての乳歯の芽ができ始めて、この歯の芽が妊娠4~5ヶ月から少しずつ硬い組織になり、歯の形をつくっていくのです。

また、大人の歯の6歳臼歯と前歯になる芽も、実はお母さんのおなかの中にいるうちからつくられ始めます。
妊娠中のバランスのとれた食生活は、生まれてくる赤ちゃんに丈夫な歯をプレゼントしてあげるためにも大切ですよ♪

もうひとつ、赤ちゃんのためのむし歯予防で忘れてはいけないことがあります。
母子感染という言葉を聞いたことがありますか?
生まれたばかりの赤ちゃんには、むし歯菌(ミュータンス菌)はいません!
むし歯は感染症の一つで、キスや同じスプーンで食事を与えたりしたときに赤ちゃんのお口の中に菌がうつってしまうことがあります。

歯が生え始める生後6ヶ月頃から感染が始まるのですが、特に生後19ヵ月(1歳7ヶ月)から31ヵ月(2歳7ヶ月)までの時期に最も感染し定着しやすいので、この時期は特に注意が必要です!

赤ちゃんと身近に接することの多いお母さんをはじめ周囲の人が、お口の中を清潔にして健康な歯であることは、生まれてくる赤ちゃんのためでもあるのです♪

上野歯科医院で行っている唾液検査では、唾液量や酸の中和力の他にむし歯菌(ミュータンス菌・ラクトバチラス菌)の数を調べることができますので、お口のむし歯のリスクにあった予防がご提案できます。
健診希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひ検査のご予約をしてくださいね。

トピックス一覧のページへ

現在地:トップページトピックス

東京都葛飾区の歯科 上野歯科医院から資料請求