新規インプラント発表会に参加してきました。
11月24日の休日を利用して、今回日本で認可された新規インプラントにおける説明会に兄弟で参加して来ました。
インプラントは各メーカーから多数研究、開発され発表されていますが、現実は臨床応用されて50年にも満たない治療方法なのです。
そして、インプラント形態、表面処理など学術的根拠に基づくインプラント理論は現時点でほぼ出尽くした感があり、今後は軟組織(歯肉など)に対するインプラントアプローチをどのように考え、治療に展開させるかが成功のカギになるかと上野歯科医院では推測しています。。。
と言うのも、実は新規インプラントの発表会でありながら、世界と比べて日本では3年遅れでの認可だったのです。このため、世界中の素晴らしい評価をすでに知っていたのです。そして、インプラント評価のみならず、軟組織に対するアプローチの仕方にも何か素晴らしい展望がないか、さらなるヒント探しのために参加し、とある著明な先生にも直接質問をさせて頂いたのですが、自分達の意図とする明確な回答が得られず、まだまだ、研究の余地はあるものだと痛感しました。
したがって、安全性が高く、確実で信頼のあるインプラントへさらに改良された事はもちろんなのですが、やはり基本に返り、診査、診断、治療計画が何よりも大切だと言う事をインプラント治療を含め、再確認する発表会でもありました。
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