歯科・審美歯科(東京都葛飾区)

東京都葛飾区の歯科 上野歯科医院からトピックス

入れ歯は何時代から?

こんにちは、診療部のいいづかです。
入れ歯っていつの時代からあると思いますか?
今日は、入れ歯についてお話しをしますね!!

紀元前から、歯に悩まされて何とかしようとしていたのはヨーロッパ人です。
さぞかし技術が進んでいたのでしょう! ところがです! 日本で発掘された
日本最古の入れ歯があり、それは全部「木」で出来た「木床義歯」でした。
使っていた人は、天文7年(1538年) 4月20日に亡くなった
和歌山市の願成寺の仏姫(ほとけひめ)と言う尼僧でした。
入れ歯
この入れ歯は、黄楊(つげ)の木を彫ったもので、歯の部分と歯肉の部分が
一体になっています。奥歯のところが擦り減っていることから
実際に使っていたと想像できます。と言うことは、1538年(平安時代)から
入れ歯があったことになります。すごいですね!! 木で出来ていたんですね!

平安時代から入れ歯を使っていた日本ですが、鎌倉時代には「木床義歯」は
全国的に普及し、江戸時代には独特の技法が完成してきました。
義歯
この写真を見ると、奥歯の噛む面には鋲が打ってあり、反対側の歯が残っている
部分はちゃんと空けて作ってあり、物を食べる前提に作られています。
今回は、ここまでにしておきます。
次回は、こんな人も入れ歯をしていたんだと意外な人が出てくるかもしれません。
楽しみにしていて下さい

トピックス一覧のページへ

現在地:トップページトピックス

東京都葛飾区の歯科 上野歯科医院から資料請求