親知らず
こんにちは診療部のなかむらです。
今日はなぜ人によって親知らずが生えてたり生えてなかったりするのかをおはなし
したいと思います。
親知らずは皆が皆、必ず生えているわけではありません。
実際、親知らずが上下4本すべて生えている人は、日本人成人でおよそ半分くらいなのだそうです。
しかし、古代ではほとんどの人に上下4本の親知らずを含んだ計32本の永久歯が生えていたと考えられています。
現代人の永久歯の数が減る傾向にあるには、一説にはあごが小さく変化してきた人間の進化と深く関係があると考えられています。
古代人の食事は硬いものが多く、あごの力が必要とされていましたが、火を使って調理をするようになり、食事が次第にやわらかくなったことで、あごが徐々に小さく変化し、親知らずを含んだ上下32本の歯が、あごにおさまらなくなり生えなくなったといわれています。
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