MENU
├ 初回来院時
├ 診査・診断
├ 結果説明
├ 初期治療
├ 歯科治療
├ 再評価ならびに最終チェック
└ メンテナンス
上野歯科医院の診療体制をご理解頂いたうえで、皆さまのご要望もお聞きします。この際に医院の診療方針にご同意頂けない場合や、その場限りの治療を強くご希望の方には、他院での診療をおすすめさせて頂く場合もありますので、あらかじめご理解のほどお願い致します。
現状を診査することは大切なことです。上野歯科医院では通常カルテと称する手書きの記録とは別に、皆さまひとりひとりの現状を専用コンピューターで記録保存しています、これにより今までの治療されてきた内容からお口の虫歯や歯周病になるリスク評価を経時的に残し、生涯に繋がる健康カルテを作成します。
そのために当医院では
【口腔内、口腔外検査】
残っている歯の本数、今までの治療内容、歯の汚れ状態、揺れ具合などやお口の中に何か変な病変がないか検査します。
【歯周組織検査】
歯周病を検査するもので、歯と歯肉の溝(歯周ポケット)の検査を行います。
【デジタルX線撮影(10枚法、14枚法、オルソパノラマなど)】
歯の中や歯肉の中の見えない部分をX線照射量が少なくて済むデジタルX線で撮影して、通常の数十倍の拡大像で診断します。
【デジタル写真撮影】
デジタル一眼レフによる専用のカメラを用いて、お口とお顔の現状を記録します。
【唾液検査(事前に生活習慣アンケート記入)】
唾液はお口の健康を守るうえで大切な働きをしています。唾液の量、性状だけではなく、唾液から細菌培養を行い、お口の中のミクロの世界を検査します。
また突発的な外傷を除き、顔面腫脹のような炎症、歯痛に関しては、応急処置を行ったあとに検査を行っています。
前回の検査結果からお口の現状を知って頂き、皆さまひとりひとりの虫歯や歯周病にかかる原因から今後の改善策を提案させて頂きます。あわせて治療が必要な場合には治療計画もご相談させて頂きます。
これらの結果説明は今後の治療を行うためにとても大切なことです。したがいましてご予約は結果説明だけの日を設けさせて頂きます。
初期治療とは字のごとく、最初の治療です。何事においても基本が大切です。上野歯科医院では治療の基本は初期治療と考えています。初期治療の目的はお口の中の歯肉の炎症をなくすことです。そのために、プロフェッショナルによるお口のクリーニングを特別な専用器具で行い、衛生環境を良好にすることから治療を始めていきます。
衛生的なお口の環境が整いましたら、必要とされる専門性の高い治療を行います。
治療方法、治療材料など皆さまには分かりにくい点が歯科医療にはあると思います。
その問題点を解決するためにも当医院のクリニカル・コーディネーターをご利用下さい。皆さまの健康に合わせたご提案ができると思います。
上野歯科医院では虫歯だからといってすべての歯を削る治療は行っておりません。それはどんなに良い治療をしたからといっても、生まれながらにして与えられた歯が一番すばらしい歯だと知っているからです。ですから、虫歯や歯周症のリスク評価から各個人に見合った再評価を行い、歯の生涯を見通した最小で侵襲の少ない治療での最終チェックを行います。
お口の健康を維持するために定期的なメンテナンスへと移行していきます。
多くの歯科医院は治療が終われば通院が終わりです。皆さまにとっても痛くも何にもないのになぜ通う必要があるのか?疑問に思われてもいたしかたありません。
多くの皆さまは痛い所だけの治療を希望されて通院されると思います。しかし現状分析も行わずして、その場限りの一時的な治療を最高な技術で名医が行ったとしても、その歯を一生涯残すということは上野歯科医院では困難と考えています。
上野歯科医院では生まれながらの歯が一番大切な歯と意識しています。したがって、治療においても皆さんの歯を残すことを心掛けています。
自分の歯を残すということはあまり皆さんの歯をいじめない、つまりは削らないということです。
削らないということは、削らないで済むメンテナンスで通って頂き、予防していくことが一番大切な治療と考えています。