歯科・審美歯科(東京都葛飾区)

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動物の歯

こんにちは、診療部のいいづかです。
今日は動物の歯について、ちょっとした豆知識です。
動物には、肉食動物・草食動物・雑食動物に分かれています。
まず、肉食動物
ネコ科のライオンやイヌ科のオオカミなどがいます。
肉食動物の歯は、門歯が小さく獲物を捕らえるのに
役立つ犬歯が良く発達しています。頬歯は鋭く
尖り肉を切り裂くのに適した形をしています。
顎は獲物を捕獲するために短く強力な咬筋が発達していて
頬歯の数は少なく、ハサミのように使います。
魚類では、サメ:ピラニア:アンコウ
海の中にいる哺乳類では、クジラ:イルカ:アシカなどがいます。

動物の歯1
ライオンの頭骨


草食動物
キリンやシマウマなどの草食動物の歯は、門歯は草や木を食い
切るために発達しています。キリンやウシの仲間は、上顎の門歯がなく
その代わりに歯板という堅い歯茎がありそれが下顎の門歯とぶつかります。
犬歯は一部の動物を除きあまり良く発達していません。頬歯は草木の繊維を
すりつぶすため、大きく頑丈な臼状になっていて頬をふくらませて下顎を
左右に擦り合わせて噛みます。ゾウの仲間は特殊で6本の頬歯が奥歯から
順に出てきて、古い歯は磨り減り前方から欠け落ちます。これを水平交換と
言い、象牙と呼ばれているのは上顎の門歯がのびたものです。
リスやネズミの仲間は門歯は上下1枚ずつあって、クルミなど堅い木の実を
かじることが出き門歯がノミのように鋭く、磨り減ってもたえず伸び続けます

草食
キリンの頭骨


雑食動物
ヒグマなどの雑食動物の歯は、肉食動物と草食動物の中間的な形をしています。
各歯は平均的に発達していき、動物の種類によっては、より草食性の強いものは
草食動物の歯は似ていて、より肉食性の強い動物は肉食動物の歯に似ています。
ちなみに、人間はどの分類に入ると思いますか?
そうですね、雑食動物ですね。私は、野菜が多いから草食動物に近いかな?
僕は、肉が多いから肉食動物に近い歯をしているのかな?
あなたの歯は、どちらだと思いますか

雑食
クマの頭骨

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